公益財団法人  数学オリンピック財団



第14回JMO夏季セミナーの報告

 『JMO夏季セミナー』の目的は、中学や高校などの数学の先にある数学の奥深さや魅力を知ってもらうことにあります。 また、全国から集まった数学が好きな人たちと交流してもらうことや専門書の読み方・セミナーの仕方などを体得してもらうことも目的としています。

 第14回目となる今年の夏季セミナーは、8月24日(日)〜30日(土)の日程で、山梨県の清里高原の「ヴィラ千ヶ滝」にて開催いたしました。 参加生徒は、春の合宿参加者の中の希望者15名を含めて26名(内女子3名)で、14名(内女子4名)のチューターが指導にあたりました。  セミナーは、初日に自由発表があり、その後8班に分かれて数学書を読むゼミや3名の大学の先生方による講義がありました。 最終日には、班ごとに学んだ内容を全体に発表しました。

≪講義≫
8月25日:前田 吉昭 先生 (東北大学)「古典的な微積分学から非可換解析へ」
8月26日:原下 秀士 先生 (横浜国立大学)「あみだくじと多項式の世界」
8月28日:花木 章秀 先生 (信州大学)「アソシエーション・スキームの表現」

≪セミナー≫ セミナーで扱った本
@群論への30講(志賀浩二)
Aグラフ理論入門(R.J.Wilson)
B素数と2次体の整数論(青木 昇)
C線形代数と量子力学(竹内外史)
D複素関数論入門(神保道夫)
EInteger Partitions(George W.Andrews, Kimmo Eriksson)
FCourse in Arithmetic(Jean−Pierre Serre)
GComplex Algebraic Curves(Frances Kirwan)

なお、セミナーは次のようにして行われました。
1.班内で話し合い、担当箇所を決める。
2.自分の担当箇所について、本を読んで理解し聴衆に分かりやすくきちんと説明できるように準備をする。
3.他の生徒の発表を聞いたり自分が発表したりし、分からない箇所があれば質問や議論を通して理解を深める。

《セミナー風景》
ゼミ風景
ゼミ風景
大学の先生の講義
大学の先生の講義
食事の様子
食事の様子

バーベキュー
バーベキュー
花火大会
花火大会
集合写真
集合写真